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  • 執筆者の写真如風

Go To トラベル・キャンペーンを実際に使ってみた

更新日:2020年12月16日

2020年7月22日に Go To トラベル・キャンペーン(GTTC)が部分的に始まり、10月1日からは東京を目的地とした旅行と東京都民を対象とした旅行もキャンペーンの対象になりました。

GTTCを使って国内旅行に出かけてみたいものの、日本国内の新型コロナウィルスの感染状況に歯止めがかからない中、躊躇しておられる方も多いと思いますが

私は、懐に若干の余裕があるのであれば是非ともこの機会に国内旅行に出かける決断をしていただきたいと思います。何故ならば、この度の GTTCは旅行会社、宿泊施設、運送交通機関、観光・飲食施設のすべてを救済し、誰も犠牲にすることなく万人に恩恵を与える観光復興策だからです。

それどころか、キャンペーンの割引分の財源は我々が納付した税金なので、キャンペーンを利用して国内旅行をするということは、税金の払い戻しを受けることに他ならないからなのです。


それでは、GTTCを使って旅行するとどれ程のメリットがあるのかを実際にキャンペーンを使って旅行した私の経験をもとに宿泊費を見てみましょう。


旅行は、自家用車を利用して9月8日から17日まで、兵庫県~香川県~愛媛県~高知県~徳島県~和歌山県~三重県を周遊する9泊10日間、走行距離2,500kmの行程です。

① ホテル・ウィング・インターナショナル姫路 (兵庫県姫路市)

宿泊費:5,200円、Go To割引:▲1,820円、支払額:3,380円 

② 琴平パークホテル (香川県仲多度郡琴平町)

宿泊費:4,300円、Go To割引:▲1,505円、支払額:2,795円 

③ CHAHARU (愛媛県松山市道後湯月町)

宿泊費13,860円、Go To割引:▲4,851円、支払額:9,009円 

④ ホテル・センチュリー四万十 (高知県四万十市) 

宿泊費:5,000円、Go To割引:▲1,750円、支払額:3,250円

「はた旅クーポン」幡多地域に宿泊するともらえる商品券:5,000円

「高知観光リカバリープラン」高知への交通費をキャッシュバック:5,000円(最大)

⑤ ホテル港屋 (高知県高知市)

宿泊費:6,000円、Go To割引:▲2,100円、支払額:3,900円 

⑥ ダイワロイネットホテル徳島駅前(徳島県徳島市)

宿泊費:11,500円、Go To割引:▲4,025円、支払額:7,475円

「徳島で得するケン」県内の観光施設・お土産代・タクシー代に使える商品券:5,000円「ホテル内のレストランで使える食事券」:2,000円

⑦ みさきロッジニシダ(和歌山県串本町潮岬)

宿泊費:8,820円、Go To割引:▲3,087円、支払額:5,733円


総括

宿泊費合計:54,680円、Go To割引合計:▲19,138円、支払額合計:35,542円

自治体の観光振興補助:17,000円(高知県、高知県幡多地域、徳島県、ダイワロイネットホテル) 


残念ながら9月の段階では、GTTCの地域共通クーポン(宿泊費の15%分≒8,000円)は戴けませんでしたので宿泊費の65%分が単純に支払額になりました。

一方で、高知県と徳島県では県、地域、宿泊施設が独自の観光振興策を提供していたため、合計で17,000円分の商品券、キャッシュバック、食事券をいただくことが出来ましたので、この分を考慮すると、合計割引額は36,138円となり、宿泊費に対する割引率は66%にもなりました。

旅行を計画される際には、GTTCの補助額上限の20,000円をインバウンド様々旅館で

使い切ることより、出来ることなら地域の中小の宿泊施設・個人商店・全国規模の飲食店チェーン以外の路地裏の飲食店を活用してキャンペーンの本来の趣旨を分かち合ってみてはいかがでしょう。その上で、是非目的地周辺の地域振興プランを検索してあなただけの楽しくてお得な旅を見つけてください。






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